弱虫ペダルログ置き場
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拍手お返事は下の記事にあります。
空拍手の方もありがとうございます^^

帝臨ももっと書きたいんですが、再びシズイザが熱いです。
なので混ぜてみましたw


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『触れてはいけない』
帝臨マンガの続きで、帝人くんが高校卒業後に臨也と一緒に情報屋をやってる設定です。




帝人との性行為が終わった後、臨也は裸にタオルケットを巻きつけながら、枕を緩く抱えていた。
帝人はすでにきっちり着替えて、仕事の続きをしているようだ。

(いっそ物凄い痛くしてくれればいいのに・・・帝人くん、その辺は優しいからなぁ)

溜息混じりに胸中で呟く。
帝人との行為は臨也の好みではなく、手っ取り早く言ってしまうと、下手だとさえ思っていた。
臨也はだるそうに体を起き上げると、澄み渡っている青空を窓越しに眺める。

(あーあ、なんか物足んない・・・)

まだ午前中で日も高いと言うのに、臨也は不満げに口を尖らせた。

◇◆◇◆◇


臨也はあの後すぐに静雄の家に向かった。
手早く着替えて、帝人には「出かけて来る」と、それだけ言い残した。
馴れた手つきで扉の鍵を開けると、住居人に気付かれぬよう忍び足で室内へ侵入する。
6畳ほどの部屋の中には、ベッドに身を乗り上げ窓辺に向かい、ぼーっと煙草をふかしてる静雄の姿があった。

「シズちゃん」
「うお!」

急に背後から抱き付かれ、静雄は驚いて煙草を窓縁に落としてしまう。
慌てて拾うと、臨也に向き直った。
「びっくりさせんなよ!つーか勝手に人んちの鍵を作るんじゃねぇ!合鍵が欲しきゃ俺がやるっつってんじゃねぇか!」
「それじゃつまんないじゃん」
あっさりと言ってのけると、ベッドに改めて座り直した。
ギシ、とスプリングが沈む音がする。
臨也は片手を静雄の首に回し、もう片手で煙草を奪い取り、灰皿へと押し付けた。
「ねぇ・・・シズちゃん」
艶やかな目線を配ると、静雄は嫌そうな顔をする。
「うわー。お前真っ昼間っから盛るとか、ノミ蟲としてどうなんだよ」
「・・・前から思ってたけさ。蔑むのは別にいいんだけど、ノミ蟲以外になんかないの?」
「あ?・・・じゃあ猫だろ。年中発情期の猫」
「えー、可愛すぎない?」
「じゃあなんならいいんだよ」
静雄が苛立ちながら聞くと、臨也は少し考えた後、ひらめいたように人差し指を立てる。
「あ、メス豚とか。さすがにまだ言われた事ないし」
「・・・それノミ蟲より悪くねぇか・・・?」
臨也のドMっぷりにいささか不安を覚え、眉を寄せた。
そんな事は気にしていないように、臨也は首に回した腕でぎゅっと静雄を抱き寄せる。
首元に顔を埋めると、声がくぐもった。
「この淫乱!メス豚!って罵ってよ。・・・シズちゃんにしか出来ないんだよ」
俺だってしたくねぇ、と静雄は胸中で思う。
臨也はどうしようもないドMかもしれないが、別に静雄はドSと言う訳ではないからだ。
それでも静雄は、溜息をつきながらも臨也の頭をくしゃっと撫でた。

「あーはいはい。分ぁったよ。・・・とりあえずしたいんなら自分で服脱げよ。この淫乱」

そう言われると、臨也はこの上なく満足そうな笑みを浮かべた。




静雄が事後にシャワーを浴びて浴室から出ると、玄関で靴を履いている臨也の姿が目に留まった。
「帰んのか?」
「ん。仕事抜けてきちゃったからね」
タオルを腰に巻きつけた姿のまま、見送るために玄関口まで行く。
臨也は静雄を引き寄せると、軽くキスを交わした。
「じゃあねー」
「おう。今度はチャイム押してから入って来いよ」
小さく手を振って、臨也は静雄のマンションを後にした。

帰りの道すがら、臨也は腕を組み、指先で顎を撫で何やら真剣に考えている。

(うーん、やっぱりするならシズちゃんだな)

そんな事を真面目に思いつつ、今度は手をコートのポケットに突っ込んだ。
ふと、喉がいがらっぽくなり、空咳を何度かしてしまう。
静雄の部屋は煙草の煙で、いつも乾燥している。
今度加湿器でも置いておこうかと、臨也は考えた。

(シズちゃんも帝人くんも・・・まさか俺がこの二人を行き来してるなんて、夢にも思わないだろうな)

思わず、にやり、と口端に笑みが浮かぶ。
人を手玉に取るのは、これ以上ない至福だ。
満足感や支配欲は、臨也を恍惚とした気分にさせる。
しばらくそうやって悦に入っていたが、唐突に思い出したように体の重さがやって来た。
(あー腰だる)
しかしその肉体的な疲労感さえ、心地のいいものだ。
臨也は一度大きく伸びをすると、帝人の待つ部屋へと帰って行った。




「あ、お帰りなさい」
「ただいまー」
キッチンに居た帝人に声を掛け、コートをハンガーに掛けてクローゼットに戻す。
どさっとソファに腰掛けると、妙に体の下が柔らかい。
目を向けてみると、ソファの上に大き目のクッションが引いてあった。
丁度こちらに、トレイを持って運んで来た帝人に問いかける。
「何これ。買ったの?」
「あ、そうですよ。最近臨也さん、デスクワークが多くて疲れてそうだったので」
クッションは程よい厚さで、腰に負担が掛からないような低反発素材だった。
帝人は持っていたトレイをローテーブルの上に置き、絨毯の上に膝をついた。
「どうぞ。口に合うかな?茶葉変えてみたんですよね」
トレイに乗っていたのは紅茶だった。
臨也がどこかから帰ってくると、帝人はいつもこうしてお茶やコーヒーを入れてくれる。
ソーサーからカップを手に取り、一口飲んでみた。
変わった風味のする紅茶だった。
「ふぅん。いいんじゃない?なんか、シナモンっぽくて」
帝人はそうですか、と言うと、空になったトレイを持ってまたキッチンに戻って行った。
遠目に、その買ってきたであろう紅茶の箱が見えた。
臨也は目を細める。

(スロートコート・・・?)

そのパッケージに見覚えがあり、臨也は思考を巡らせる。
(確か喉にいいって芸能人の間で流行ってる紅茶だよな・・・)
しかもその辺のスーパーでは手に入らないような紅茶だ。
わざわざ遠方から買って来たのだろうか。
そして不意に、自分が今座っているクッションを見下ろす。

体を気づかう様なクッション、乾燥を癒すような紅茶。

(・・・まさかね。帝人君、頭悪いし。)

考えすぎか、と臨也は一人納得したように頷き、ソファに深く座り直した。




そして帝人はキッチン内の時計を見ると、臨也が外出していた時間を確認した。

(・・・2時間か、結構短かったなぁ。前より性欲落ちたのかな?)

なんて、のん気に考えながら食器の片づけをしていた。



かなり唐突ですが、帝臨です。

※汚いラフ絵です、ごめんなさい。
 帝人くんが高校卒業後、臨也さんと一緒に情報屋をやってるよ!って設定です。





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終わり。
帝人くん描くの楽しかった~。
あ、帝人君じゃなくて帝人様でした!さーせん^^
でも続きのネタもちょっとあります。
その内小説で書こうかな~と思ってます。